English | 日本語

目標は自分たちの資源だけに頼ること

UAE発、6月6日(Business 24/7):アフガニスタンは数十億ドルの投資によって自国の天然資源の開発を始めたと、アラブ首長国連邦駐在のAbdul Farid Zikria大使が語った。

Zikria大使はアラブ首長国連邦とその他のGCCの投資家に探鉱プロジェクトに参加するよう呼び掛けた。これらのプロジェクトは、政府が外国からの投資に好意的な政策を採用した後に、スタートしている。

「政府の目標は、この国の将来の発展のために、天然資源を含む自分たちの資源だけを頼りにすることである。」と大使はEmirate Businessに語った。「このような戦略によって、我々は自立し、将来の挑戦に立ち向かい、我が国の持続可能で包括的な発展を実現することができるようになる。」と彼は語った。

Zikria大使は政府が広範な地質調査を実施しており、アフガニスタンの鉱物資源の探査計画を策定済みであると語った。

この戦略には、銅、金、銀、鉄鉱石、石炭、石油とガス、エメラルドやラピスラズリやルビーのような宝石、そしてその他の鉱物の探査が含まれている。

もうひとつの戦略的プログラムには、アフガニスタンの発電と石油とガスの産業を発展させる計画が策定されていると、大使は語った。アフガニスタンは、水力、ガス、石炭の資源により24,000MWの電力を発電する潜在能力をもっている。トルクメニスタン―アフガニスタン―パキスタン―インド ガスパイプラインはこの種のものとしては最大級のプロジェクトのひとつであるが、アフガニスタンに追加収入をもたらすであろう。

「我々は豊富な天然資源に恵まれている。」とZikria大使は付け加えた。

「残念ながら、30年を超す戦争のためにこれらの資源を適切に利用することができなかった。平和が戻り、経済が急速に成長している今、我々を助けるための国際的な支援と外国からの投資を求めている。」

「この支援によって、我々は完全に自立できるようになる。」と彼は語り、政府があらゆる種類の外国投資を促進するために透明性のある政策を採用したと付け加えた。

鉱工業省がChina Metallurgical Group Corporation(MCC)と取引契約に署名した。同社は中国のJiangxi Copper Companyを含むコンソーシアムを率いて、ロガール州のAynak銅鉱山で採鉱をおこない、インフラを建設する。このプロジェクトには400MWの石炭火力発電所と、アフガニスタン北部と南東部を結ぶ鉄道網の建設が含まれている。

Zikria大使は「プロジェクト全体は1千万ドル(367億Dh)の費用がかかるものと推定されており、いくつかの段階に分けて完成されることになる。銅鉱山の採鉱契約は30年間で、毎年20万トンの産出になる。Aynakは1千1百万トンの銅を生産するに十分な鉱石を埋蔵している。」と説明した。

「このプロジェクトと、オイルとガスの計画を含む他のすべてのプロジェクトが、アラブ首長国連邦とGCCの投資家に大きな可能性を提供している。Aynak鉄道網によって、中央アジアがパキスタン、インドそしてアラビア海と結びつく。」

アフガニスタンの天然資源の主要な探査は、米国地質調査所と地元の技術者によって実施されていると、Zikria大使は語った。

「初期の調査結果により、アフガニスタンには当初考えられていたより10倍のガスと15倍の石油が埋蔵されていることが判明した。」Katawazとヘルマンド州の物を含め、この国の南部には大量の原油が埋蔵されている。政府はまもなく北部のジョーズジャン州における石油とガスの探査プロジェクトを発表して、外国の投資家と探査会社に参加をよびかけるであろう。

Zikria大使は、政府がアフガニスタン中央部で鉄鉱石を探査する契約に署名することを考えていると語った。鉄鉱石は全長32キロメートルのHajigak鉱床で採掘される。

「我々はこのプロジェクトを支援する投資家を求めている。この鉱床には17億トンの鉄鉱石があると推定されており、投資家に大きな可能性を提供している。」

タハール州の金鉱山プロジェクトの契約は署名を終え、作業が間もなく開始されると期待されている。採取能力は年間1,700kgから3,000kgの範囲と予想される。

「外国投資が期待できるもうひとつの分野はアフガニスタンの農業部門である。土地は肥沃であり、河川と地下水がある。世界が食糧不足に直面していることを受けて、政府は投資を受け入れてこの部門を発展させる戦略を策定した。」

「またもや、GCCはこの農業政策のおかげで、彼らの将来の食糧供給を保障する機会を得る。」とZikria大使は語った。